過去「とりあえずアポを」と依頼し、ターゲット外の商談に現場が疲弊した苦い経験がある。だからこそ営業代行には、単なる獲得数ではなく「戦略的運用」を求める。
今回は、100万人超の独自決裁者リストを武器に「運用型」を掲げるヴァンテージマネジメントの『キーマンコール』。自社の要件とは合わなかったが、そのスタンスに隠された真の強みを、S氏との商談から紐解く。
ヴァンテージマネジメント株式会社の営業担当。自社の強みと弱みを包み隠さず語り、できないことは「できない」と明確に切る誠実なスタンスが印象的だった。
管理人:リストアップの専門ツールに比べると、リストの情報量が少ない印象も受けますが、貴社のリストの強みはどこにありますか?
S氏:SNS情報などの網羅性では劣る部分もありますが、弊社は100万人超の未上場企業キーマンの個人名と直電話番号を保有しています。また、リスト検索の手間を弊社に丸投げいただける点が最大の強みです。
管理人の心の声
(確かにSNS等のリッチな情報はないが、リスト作成の手間を完全に手放せるのはIS体制が未熟な企業には朗報だ。役職者への直電による繋がり率の高さも、トップダウン営業には大きなアドバンテージになる。)
管理人:KPIが目標アポ数ではなくアクション数のみで、次月補填等もないと伺いました。その背景を教えてください。
S氏:無理にアポ数のみを追うと質の低い商談を生むリスクがあるからです。我々は週1回の定例会議で詳細なレポートを開示し、愚直にPDCAを回す「運用」に重きを置いているため、活動量をお約束しています。
管理人の心の声
(「アポ数未達なら補填」と甘い言葉を囁く代行が多い中、当月アクションにこだわる姿勢はむしろ誠実だ。質の低いアポで自社セールスが疲弊するリスクを未然に防ぐ、運用重視の哲学を感じる。)
管理人:月2,000コールを、弊社の複数メディア(顧客10社等)に対して分散してアプローチいただくことは可能でしょうか?
S氏:物理的には可能ですが、1社あたり200コールでは十分な検証ができず、成果に繋がりづらいのが実情です。我々としては対象を分散させず、しっかりとスクリプトを検証し勝ち筋を見つける形を推奨しています。
管理人の心の声
(自社の「複数メディアのテスト」という要望とはミスマッチだったが、逆に言えば1つの主力商材にフルコミットし、スクリプト改善のPDCAを高速で回す環境としては非常に信頼できるスタンスだ。)
管理人:完全成功報酬型での依頼は受けていないとのことですが、その理由をお聞かせいただけますか?
S氏:成功報酬型は、代行側が取りやすい案件にリソースを集中させる構造になりがちです。我々は案件ごとに正社員PMを配置し、オペレーターの習熟度を高めて安定的にアポイントを供給するため、固定費型としています。
管理人の心の声
(経営陣はノーリスクの成果報酬を好むが、結果的に放置されるのがオチだ。オペレーターの習熟度という見えない資産に投資する固定費型は、中長期のパートナーとして理にかなっている。)
S氏:我々の強みが活きるのは、特定商材の新規開拓に腰を据えて取り組みたい企業様です。逆に、少額で多商材を少しずつテストしたい企業様は推奨していません。
管理人の心の声
(「うちで使うには微妙かな」と最初は感じたが、それは単にフェーズと要件が合わなかっただけだ。自社のリソースと目的を明確にせず、安易に丸投げしようとしていた自分を反省せざるを得ない。)
キーマンコールの真価は、単なる「アポの量産」ではなく、決裁者リストへの架電を通じた「営業プロセスの構築」にある。自社のように複数メディアを少額でテストしたい企業には不向きだが、主力商材の新規開拓に本腰を入れたい企業にとっては、週次定例での綿密な運用改善と専属体制が強力な武器となるだろう。
アポ保証や成果報酬といった甘い罠に逃げず、アクション数と運用体制にコミットする姿勢は、結果的にLTVの高い良質な商談を生み出す。中長期的な営業基盤を作りたい企業にこそ輝くパートナーだ。
自社に最適な営業代行会社選びに迷われた際は、ぜひ管理人への壁打ち(無料)をご依頼ください。管理人がフラットな目線でアドバイスさせていただきます。
| 会社名 | ヴァンテージマネジメント株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区築地2-3-4 メトロシティ築地新富町7F |
| 電話番号 | 公式HPに記載なし |
| 公式HP | https://www.keymanletter.com/ |
実働だけではなく、営業プロセスの設計と仕組み化にも強みを持つ企業を厳選。単なる人手の投入ではなく、課題の根本からアプローチできるパートナー選びにお役立てください。